性同一性障害の原因とは?まだまだ不確かだけど有力な説はある

あなたがもし「自分は性同一性障害なんだ」と自覚した時、なぜ性同一性障害として産まれてきたんだろう?と疑問に思ったことはある?

「なぜ性同一性障害に」と疑問に思うのって当事者であるあなたはもちろんだけど、あなたのお母さんも深く考える部分だと思うんだよね。

僕はお母さんから
「ちゃんと産んであげられなくてごめんね」
って何度も言われてる。

もちろん責めるつもりなんてないし、考えたこともない。

でも、親ってそんなものなんだよね。

 

「なぜ自分は性同一性障害として産まれてきたんだろう」
「なぜ自分の子供が性同一性障害として産まれてきたんだろう」
「性同一性障害の原因はなんだろう」

 

当事者として知っておくことは大事だろうな~と思うので今回はこのお話をしていこうね。

性同一性障害の原因とは

一応大丈夫だとは思うんだけど「性同一性障害」ってなんぞや?ってあなたは過去の記事をまず読んでみてね。
FTMとボーイッシュ、それぞれの違いをわかりやすく解説 性同一性障害についてほどよく説明させてもらってます。

 

肝心の性同一性障害の原因だけど、いまだはっきりと断定された原因が判明している状態ではないんだよね。

通常お母さんが妊娠をするとまずは赤ちゃんの体の性別が先に決定する。

染色体がXXだと女性、XYだと男性ってやつ。

 

元々卵子は「X染色体」しか持っていないから精子が持っている染色体がXかYかのどちらかで体の性別が決定するよ。

これは1度決まると変わることはないから、染色体は性同一性の障害の原因とは関係ないんだよね。

 

ということは、性同一性障害の原因として考えられるのは「脳」が原因だってこと。

今のところ一番有力とされているのが「アンドロゲンシャワー説」

アンドロゲンシャワーってなに?

妊娠の約6週目~24週目にかけて、母親の体内から大量のテストステロンという男性ホルモンが分泌されて母体を通じて赤ちゃんがそのテストステロンを浴びること

アンドロゲンシャワーが原因として考えられている2つの説があるよ。

①アンドロゲンシャワーを浴びる量が原因

赤ちゃんの脳がアンドロゲンシャワーを浴びることによって脳の性別が定まるんだけど、このアンドロゲンシャワーの量が原因で性同一性障害になるのではと言われている説。

 

男児の場合、アンドロゲンシャワーを大量に浴びることによって脳が男性として定まる。

逆に女児の場合、アンドロゲンシャワーを浴びる必要がない(または、浴びても少量)状態で脳が女性として定まる。

 

だけど、男児なのにアンドロゲンシャワーを浴びる量が少なかった。
女児なのにアンドロゲンシャワーを大量に浴びてしまった。

これが性同一性障害の原因だって説だよ。

②アンドロゲンシャワーを浴びる量が原因その2

ちょっと小難しい話になっちゃうんだけどね。

 

体の性別が出来上がる前の赤ちゃんって生殖器の元になる「ミュラー官(後に女性器になる)」ってのと「ウォルフ官(後に男性器になる)」ってのを持ってるんだよね。

赤ちゃんがY染色体をもっているとY染色体とアンドロゲンシャワーの働きで睾丸が作られて精巣から男性ホルモンを分泌し始めて、その働きでミュラー官が消滅してウォルフ官が発達して外性器が作られていくよ。

逆にY染色体をもっていない赤ちゃんの場合、卵巣や子宮などが作られてウォルフ官が消滅した後ミュラー官が発達して外性器が作られていくんだよね。

 

妊娠20~24週の間にもう1度アンドロゲンシャワーを浴びる期間があって、この期間のアンドロゲンシャワーが原因で性同一性障害になるって説もある。

実は体を作成し終わった後って母体からエストロゲン(女性ホルモン)を浴びている状態だから脳は女性の状態なんだよね。

 

妊娠20~24週の間にアンドロゲンシャワーを再度浴びることで脳が男か女かの成分化を決めるんだけど、この時のアンドロゲンシャワーの量が適量じゃないことが原因で性同一性障害になるって説だね。

まとめ


性同一性障害として産まれてくる原因ってはっきりとは決まってないものの、母体内でのホルモンの状態が原因って説は長く語られているよね。

あなたはもちろん大丈夫だと思うけど、母体が原因だからと言ってお母さんのせいだと責めることは絶対にやめてね。

性同一性障害として産まれてきて色んな苦労や辛いことがあるのはすごくわかる。

だけど、産んでしまったお母さんも心の中では辛い思いをしているってことを理解してあげてくださいね。

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