映画「祈りの幕が下りる時」感想!劇場で観て欲しいからネタバレなし!

東野圭吾さん原作の「祈りの幕が下りる時」
僕の大好きな新参者シリーズ(原作では加賀恭一郎シリーズの1部)の最終章。
1月27日に遂に公開ってことで!観てきちゃった。

新参者シリーズってなんぞや?って興味を持ってくれたあなた!
こちらにまとめてございます(笑)

新参者シリーズとは??※作成中

率直に言って感動した。
劇場出た後15分後の次の回の公演があったんだけど、そこにある自動発券機で券を購入してもう1度入ろうかって思ったほど感動した。
映画の後、用事が無かったら誘惑に負けてたよ。

あなたが「新参者シリーズ」の過去作をみていなかったとしても、十分に引き込まれるストーリーになってるよ。
ただ、シリーズ全部知ってたらもっと引き込まれるよ(笑)
そんな「祈りの幕が下りる時」の感想を

新参者シリーズ


「新参者シリーズ」ってね?原作では「加賀恭一郎シリーズ」なんだけど、メディア化されたときに「加賀恭一郎シリーズ」の1部が「新参者シリーズ」って名目でTVドラマや映画化してるんだよね。

新参者シリーズ

・新参者(TVドラマシリーズ)
・赤い指(TVドラマ)
・麒麟の翼(映画)
・眠りの森(TVドラマ)
※メディア化順

日本橋署で働く「加賀恭一郎」は、ただ事件を解決していくだけではなく、事件に関わる周りの人々の心の謎も解き明かしていく刑事さん。
加賀恭一郎は作品の中でこんな言葉を言ってるんだよ。

刑事の仕事はそれ(事件)だけじゃない。
事件によって心が傷つけられた人が居るなら、その人だって被害者だ。
そういう被害者を救う手立てを探し出すのも、刑事の役目です。

加賀さん…素敵。
こういった加賀恭一郎のスタイルにも表れてるけど、このシリーズはヒューマン要素も盛り込まれているよ。
僕はこういったミステリーとヒューマンが組み重なった作品はすっごく大好きなんだよね。

「人が他人を思いやる気持ち」その気持ちが解き明かされていく物語が好きなら本当におすすめのシリーズだよ。

祈りの幕が下りる時って?

「祈りの幕が下りる時」は「新参者シリーズ」の最終章。

「新参者シリーズ」はシリーズを通して「泣けるミステリー」って言われているんだけど、今回のこの最終章は「“泣けるミステリー”の最高傑作」って銘打たれている。
その“泣けるミステリー”の最高傑作「祈りの幕が下りる時」の予告編の動画がこちら

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。
被害者は滋賀県在住の押谷道子。
殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。
やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。
しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。
松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに、
現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。
その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。
それは失踪した加賀の母に繋がっていた――。

加賀恭一郎“最大の謎”がついに明らかに。

加賀恭一郎最大の謎

加賀さんの母親は、加賀さんが中学に上がる前に蒸発しちゃってるんだよね。
「探さないでください。ごめんね恭ちゃん」
こんな短い手紙を残してそれっきり。

数年後。母親が亡くなってしまったことを知るんだよ。
加賀さんは、母親が家を出て行ったのは家庭を顧みなかった父親(父親は当時、刑事のです)のせいだ。
父親の性で母は1人で寂しく死んでいたと、父をずっと責めてた。

シリーズでは加賀さんの家族のことに関して初めはあまり取り上げられてなかったんだけど、7作目の「赤い指」から加賀さんの家族関係も物語に絡んでくる。
そのなかで今回の「祈りの幕が下りる時」では、今までずっと謎になっていた「母親」に関する色んな事も解き明かされていくんだよ。

・加賀さんの母親はなぜ失踪したのか
・加賀さんはなぜ日本橋署にとどまり続けるのか
・加賀さんはなぜ新参者になったのか

今まで謎になりながらも語られなかった謎が今回一気に紐解かれていって「最終章」に相応しいストーリになってるよ。

小菅のアパートでの事件と加賀恭一郎

今回の物語での事件は、あらすじにも載っていた小菅のアパートでの死体発見から始まるんだよね。
葛飾区での事件ということで、今回の事件に加賀さんは捜査に加わってないんだよ。
今回の事件を担当していたのは、加賀さんの従兄弟の「松宮脩平」。

今までのシリーズでは加賀さんの後ろについて回って頑張ってるんだけど空回りしてる感じのイメージだったんだけど(笑)
あ、一応松宮くんは「捜査一課」なので所轄の加賀さんよりは立場は上なんだけどねぇ。

にゃんじろー
松宮君はいつも加賀さんに遊ばれてるイメージ(笑)[/say]

そんなイメージの松宮君。
今回は冒頭から操作を頑張って進めて良い推理もしているみたい。

今回の事件。
滋賀県の女性が東京のアパートで殺されてるんだよね。
松宮くんは、なんで滋賀県に住んでいる彼女が東京に行ったのかを調べるために滋賀県に向かって関係者に色々聞き込みをするうちにたどり着いたのが、今回の事件の重要な人物「浅居博美」。

浅居さんに会いに行った松宮くん。
その時、浅居さんの部屋であるものを見つけちゃうんだよね。
ある剣道教室の記念撮影なんだけど、その写真には浅居さんと加賀さんが一緒に写っていたんだよね!

この写真を見た松宮君はすぐさま加賀さんと連絡を取って、今回の事件のことやその事件に「浅居博美」が絡んでいることを説明して、「浅居博美」について何かしらないかを加賀さんに聞くことに。
その時の加賀さんの助言から事件は1歩前進するんだけどまだまだ事件は謎ばかり。

そんなある日、非番の加賀と出会った松宮くん。
ひょんなことで、事件の謎となっている「カレンダーに書かれていた橋の名前」のことを口にするんだけど、それにものっすごく加賀さんが食いついたんだよ。

しば犬
この時の加賀さんの表情がすごく印象的だったよ![/say] この謎のカレンダー、月めくりカレンダーなんだけどね?
毎月「橋の名前」が書かれていたんだよね。

1月は柳橋
2月は浅草橋
3月は左衛門橋
4月は常盤橋
5月は一石橋
6月は西海岸橋
7月は日本橋
8月は江戸橋
9月は鎧橋
10月は茅場橋
11月は湊橋
12月は豊海橋

松宮君がこの橋の名前を手帳を見ながら読み上げていったんだけど、途中から加賀さんが何月と橋の名前を何も言わずにすらすら答えていったんだよ。

え!?なんで知ってんの!?

ってなっちゃうよ。しかも暗記してるし。
なぜ加賀さんが知らないはずのカレンダーに書かれた橋のことを、しかもなんて書いてあるかまで知っているのか。

実は、加賀さんの母親の部屋で遺留品を整理しているときに見つけたカレンダーにも毎月橋の名前が書かれていたんだよ!

今回の殺人事件が起きた部屋で見つけたカレンダーと何年も前に亡くなった加賀さんの母の部屋にあったカレンダー。
なぜこの2つに同じ橋の名前が書かれているのか。

加賀さんは今回の事件、そして母親の過去を調べるために今回の事件の捜査に参加することに。

ここから今回の事件と加賀さんの母親の過去とが繋がっていく瞬間は心躍ったよね。

祈りの幕が下りる時のみどころ


今回の映画「祈りの幕が下りる時」はがっつりと親子愛がテーマ。
今回起きた事件の背景、そして加賀さんの母親の過去。そしてもう1つ…すべてが「親子愛」につながるよ。

僕の場合、シリーズを通してみてるから今まで明かされなかった謎が話を進めると共に1つ1つがきれいに繋がっていくのがとても心地よい。
原作でも加賀さんの家族の思いは所々出てきていたしね。

加賀さんが母親を想う気持ち・母親が加賀さんを想う気持ち。
それぞれに素敵な終止符を打ってくれているよ。

そして加賀さんの母親の過去と繋がる今回の事件。
僕が「祈りの幕が下りる時」を観て思ったのは、ミステリーに関するストーリー性はちょっと弱いかな?ってこと。
事件の真相にたどり着くまでの過程が、今までの話とは違い少な目に構成されている感じがして「あ、真相はもう解けたんだね?」って思った(笑)

だからといってつまらないってことは全くなくて。
事件解決の過程よりも「事件の真相と背景」がとてつもなく濃い感じ。

なぜこの事件にまで至ったのかって真相が紐解かれていくストーリーが悲しすぎて…「“泣けるミステリー”の最高傑作」って銘打たれているのも納得。

事件の真相がわかってしまったときに放った加賀さんの一言に僕はもう目頭が熱くなってきてしまてて、その後事件の真相の映像のクライマックスに近づくにつれて涙をこらえる事が出来なくて途中からぼろぼろ泣きまくっちゃった。
周りから鼻をすする音とか結構聞こえてきたし。
鼻水出てきたけど、鼻をすするのを我慢して「僕泣いてませんよ~」的な謎の強がりをしていたよね(笑)

重要人物「浅居博美」を演じている松嶋菜々子さんの演技で涙する人も多いはず!

「祈りの幕が下りた時」を観た方の感想で「松嶋菜々子さんの演技が良すぎ!」って感想は結構上がっているし僕自身もそれは感じたんだよね。
松嶋奈々子さんのあの演技があったからこそ浅居博美の心情が観ている僕たちの心にとてつもなく響いてきたと思う。

そして、14歳の時の浅居博美を演じた桜田ひよりさんの演技がめちゃくちゃ涙を誘ってさ!
僕今回初めて拝見したんだけど、桜田ひよりさんの演技も迫真の演技で必見だよ。
ネタバレになっちゃうからあまり言えないんだけど、今回は事件に関する人たちの素晴らしさが見どころってっても過言じゃないね!

まとまらないから無理やりまとめてみる


しば犬
ネタバレになってしまうからめちゃめちゃ話をぼかしながら話したけど大丈夫かな(笑)[/say] 今回で「新参者最終章」ってことで、今回発生した事件を引き金として加賀さんの家族の過去についての物語が約2時間の中に全て詰まった内容。

ストーリ全体を通して大きな驚きとか意外性があるわけではない。
だけど、人生の中でどうしようもない状況になりながらも、それでも何とか生き続けようとした人達の覚悟や悲しさなどをすごく感じた!

今までのシリーズを知っている人にとっては新参者シリーズの集大成だし、知らない人にとっても心に響くストーリーになっているよ。
正直映画が終わって劇場を出た後、用事がなければそのまま自動発券機で券を購入してもう1度観たいくらいだった。

新参者シリーズを観たことなくても問題ないんだけど…
せっかくなのでこの動画紹介しておくね。


「祈りの幕が下りる時」公開記念で配信された「5分でわかる新参者」

後、今だったら2月28日まで「TVer」で今までの「新参者シリーズ」が全部見れるから時間があるなら是非見てみて欲しい!
もちろん全話無料。

一応メディア化されたのは、さっき紹介した

新参者シリーズ・新参者(TVドラマシリーズ)
・赤い指(TVドラマ)
・麒麟の翼(映画)
・眠りの森(TVドラマ)
※メディア化順

なんだけど、原作の時系列的には

・赤い指
・眠りの森
・新参者
・麒麟の翼

この順番になってるよ!
新参者はTVドラマシリーズだから合計10話。
全部見るには結構時間がかかるんだけど…本当に面白いからあっという間に時間が過ぎるかも…。

TVerの公式サイト(新参者シリーズ)

今回の「祈りの幕が下りる時」で新参者シリーズが終わってしまうのは本当に残念。
まだまだ阿部ちゃんの加賀恭一郎を見ていたかったなぁ…。

あ!後、エンドロール!
エンドロールは最終章らしく今までシリーズを観てきた人なら「おおぉぉぉぉ」って楽しめることが…。
どんなエンドロール化は是非劇場で確認してみてね!

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