しば犬さん、こんな人生でございました

FTMブロガーのしば犬(@afi_ykm)です。

プロフィールでは簡単に自己紹介させてもらいました!
そして、ここに来てもらえたということは…さらに僕の人生に興味を持っていただけたということですね。

しば犬

ありがとうございます♪
生まれてから今までの人生の流れをご紹介していきますね。

ちなみに、本当に赤裸々に暴露しているので明るい話ではないのでご了承くださいね?

生まれてから学生時代

幼少時代

自分で言うのもなんだけど、小さいころは結構活発でみんなともよく遊ぶような元気ハツラツな子供だったんだよね。
朝起きて、保育園に行ってみんなと遊んで夕方まで遊んでは遅くなって

 

早く帰んなさいって言ったでしょ!!

 

って怒られるそんな普通の子供。

男女関係なく、ただただ皆と遊ぶのが楽しい毎日を過ごしていたよ。

小学生時代

元気ハツラツなまま何の問題もなく過ごしてきていたんだけど、学年が上がると共にちょっとした憧れが出てきたんだよね。

 

・黒いランドセルいいな~
・短パン羨ましいな~

 

ただただ純粋に、男子の持ち物が羨ましいなって思うことが多かったかな。

5年生に上がった頃、同じクラスの女の子に興味を持つようになって「一緒に居たい」って気持ちが大きくなっちゃって。

一緒に遊ぶ時間を増やそうと頑張ってたんだよね。

 

結局、その女の子は違うクラスの男子が好きだって話になったから諦めた(気がする)。

まぁ、6年生になった時に同じグループに居た別の子に恋をしたんだけどね。

ちなみに、僕の初恋は「ナウシカ」小学生の時の教育実習の先生だったよ。

中学校時代

6年の頃に好きになった女の子を中学生に上がってからもずっと好きだったんだよ。

クラスは一緒にならなかったけれど、小学生の頃から一緒に登下校する仲の1人だったから良く話したりはしててね。

そんなある日、遂にその子(Mちゃん)に告白みたいなことをしちゃったんだよ。

 

「Mちゃんのこと、好きかもしれない」

 

それを聞いたMちゃんはびっくりはしていたけど普通に聞き入れてくれてね。
(OKされた訳ではない)

 

でもその告白みたいなものから数日後、Mちゃんは急に僕を避けるようになってしまった。

僕にはその原因が全く分からない。

そしてそれを引き金に始まっちゃったんだよね。

 

いじめ。

 

授業が終わって帰ろうと思っていた放課後。

あるクラスの子に呼び出されたから着いていくと、そこで待っていたのは5人の女子。

Mちゃんと仲が良かった女の子たち。
そして、以前僕とも仲が良かった子達。

 

その子達に一方的に言葉攻めを浴びせられ何も反論できずに立ち尽くすしかない。

目の前で横一列に並ぶ元友人たち。

1人1人僕に何かを言っている、時には何人かの言葉が重なったりしてる。

その1人1人を眺めながら完全に僕の気持ちは他人事の様になってた。

 

体はここにあるんだけど心は別の所にある感じ。
どこか空中で自分を眺めている感じ。

完全に自分の気持ちの許容範囲を超えた感じ

ただただなんか悔しくて、悲しくて完全に自分の中の何かが壊れた。

 

なんでこんな目に合わなきゃいけないのか
なんでこんな罵倒されなきゃいけないのか

 

その日を境に色んな人から何かを言われ続ける毎日。

その頃からもう自分の中には劣等感しかなかった。

今まで女子に恋心を抱くことに何の疑問も抱いていなかった。
それが普通だと思っていたから。

でも、普通じゃないんだって周りからさんざん言われた。

面と向かって言われた。

影でも言われた。

 

「僕って生きてちゃいけない人間なんだな」

きっと生きててもいい事なんてない。

人と話をしたとしても、この人も僕のこと変って思ってるはず。
何か思われてる…こいつ気持ち悪いって思われてる…

そんな事しか思えなくなっちゃって、人と接するのが極端に怖くなった。

気になる女の子がいたとしても、気持ち悪いと思われるのが怖くて何もできない。

 

自分はおかしい、変人だ同性愛者だ。

そんなことを言われたことで、何の意識もする来なく過ごしてきた自分の性別を意識するようになってきた。

本当は、気持ちに蓋をしていたのかもしれない。

だって何かがおかしいって思ったとしても、どう見たって鏡に映る自分は女の体をしてるんだから。

高校時代

同じ中学の子は、学科に1人しかいない。

直接何かを言われる機会がなくなったり僕のことを知らない人が多いのが救いだった。

 

そんな環境だったけれど、自分に自信が持てず1人で過ごしてた。

1日1日が苦しくて、日々周りからの目を気にして過ごしてた。
絶対何か言われてる思われてるとしか考えられなくなったんだよね。

自分にどんどん疑問を持ち始めどんどん違和感が強くなっていき、自分はいったい何者なのか悩みがどんどん深まってく。

 

毎日毎日、インターネットで色々検索をし続けていた。

そんなある日、セクシャルマイノリティが集まるチャットにたどり着き色んな人と言葉を交わしている内に、この場所が僕にとって唯一安らげる場所になった。

色んな人との会話が楽しくて、自分を偽ることなく居れるのが本当に心地よかった。

心地よすぎて、常連になりすぎて、僕はそのチャット内で有名な存在になるまで没頭してしまったんだよ。

社会人時代

社会人になってもチャットに入り浸っていたある日、「しば犬くんって“トランス”なんじゃない?」

セクシャリティ的なことは「レズビアン」や「ゲイ」しか知らなかった僕に知らない単語が飛び込んできたんだよね。

 

その日から毎日の様にインターネットで調べる毎日が始まった。

そしてたどり着いた「性同一性障害」と言う言葉。

 

とにかく衝撃的だった。

 

何かがおかしいと思っていても、体が女なんだから僕は女なんだって諦めてた。

胸が膨らんでいる気持ち悪さを、その状態を見られるという嫌悪感を軽減する方法がある。

そういった診察を受ける方法がある。

そして何より、自分だけではなかった。

 

真っ暗で、前も後ろも右も左も何も見えない状態の洞窟を歩き続けていた僕の正面に光が見えた気がした。

でも、分かったところでどうすれば良いのかわからなかった。

 

「そんなこと、親に言えるはずがない」

 

両親や家の将来を考えると、とても打ち明けられる気持ちにはなれず気持ちを押し殺して過ごす毎日だった。

 

ナベシャツを買ってもばれない様に隠れて着て、家から出る時帰ってきた時に親に胸が潰れているのがバレない様にささっと部屋に戻る。

洗濯に出せないから洗わずに何回も着て、いい加減ヤバいなと思って風呂入った時に洗ってみたり乾かなくて半乾きのを着たり。

 

自分への違和感、それを隠してる辛さ。
そんなものにいつまでも耐えれるわけもなく、段々情緒不安定になり遂に耐えれなくなってしまった僕は親へカミングアウトすることを決めた。

 

初めて両親に説明した時は、やっぱり直ぐに受け入れてはもらえなかったけど、それは仕方ない。

カミングアウトした後も、ナベシャツを使っていることは言えなくて隠れて着てた。

 

そんなある日、ナベシャツが母親に見つかってしまったんだよね。
(どんな状況だったか覚えてないけど笑)

カミングアウトした時に嘆いていた母親だったからこそ、何を言われるのかが怖かった。
でもそんな母親から出てきた言葉は僕が想像していた言葉とはまったく違う言葉。

 

「何も隠さないで言えばいいんだよ」

 

母は母なりに、僕のことを理解しようと前を進んでくれていたのがとても嬉しくて涙が出た。

 

それから数年後。
本格的に治療をすることを決めた僕は、母親に手紙を書いて自分の気持ちを伝えました。

そしてその手紙を読んで、母親は返事の手紙を僕にくれた。

 

「ちゃんと産んであげれなくてごめんね」

 

手紙に書かれたこの言葉を、僕は一生忘れることはないです。

終わりに

長々と僕の成長をお読みいただきありがとうございます(笑)

このブログ「しば録~性同一性障害と日常~」を通して同じ当事者の方の道しるべになれればと思い、日常の出来事を交えながら日々ブログを更新させて頂いてます。

実際に治療を始めてからの治療記録はこのカテゴリーから見れるので、興味のある方はお読みいただけたらなと思います。
性同一性障害な体験記

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相談したいことや聞いて欲しいことがあれば、お話聞かせてくださいね。
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